FRBの政策転換で米株高も、円高が重荷で日経TOPIXは下落　しかし38,000円割れは買いが入り、売り急ぐ雰囲気はなし　【24年8月26日】

週間見通し

前日の米国株式

本日の日本市場

2024/08/26
日本寄り付き前

日経平均は反落してのスタートか。
前週末の米国はジャクソンホール会議でパウエル議長が政策修正を明言した。米株は大きく上昇したが、円高が進み日経先物は下落して終えている。
25日にはイスラエルとヒズボラの交戦し、中東リスクも高まりを織り込んでの週明けとなる。 pic.twitter.com/RckuD71hzK
— ぽろ (@champoro1) 2024年8月25日

今日は寄り付き直後しか見てなかったけど、今見たらグロースが強くてびっくり。米国でもラッセルが1番上がってたし、ドル円動向と綱引きの日経TOPIXより小型株のターン来たか⁈

13:28
🇯🇵📉日経平均 37979.83(-384.44)
🇯🇵📉TOPIX 2655.19(-29.53)
🇯🇵📈グロース250 667.75(+27.23)
日経平均株価 pic.twitter.com/1LD4O9MJQ4
— ぽろ (@champoro1) 2024年8月26日

2024/08/26
日本引け後

日経平均は3日ぶり反落。
パウエルFRB議長が政策修正を明言し、米株は前週末上昇。しかし米金利低下で円高が進み、日経は下落スタートに。
38,000円割れの場面あるも、円高の進行が限られたので後場は押し目買いが入って38,000円台は維持して引けた。
グロース250は大幅高。 pic.twitter.com/EO2mBCStmD
— ぽろ (@champoro1) 2024年8月26日

前週末の米国はＦＲＢの政策転換を好感して株高。

しかし米金利低下→円高となって、日経ＴＯＰＩＸは下落となってしまった。

円高も143円半ばまでしか進まなかったからか、後場は買いが入ったがマイナス圏は脱出できず。

日経が38,000円台を維持しており、売りに傾く状況ではないようだ。

金利低下を理由とした米株高は、今日のように「株高と円高の綱引き」となってしまう。

これからも付きまとう課題だろう。

一方でグロース250は+4.88％と大幅上昇した。

米国では指数で一番反応したのはラッセル2000の中小型株だった。

日本でもその流れを汲み、さらにドル円動向に振り回されないこともあり勢いがついたように思える。

遂にグロース250のターンが来たのかもしれないが、上げ続けていく姿を久しく見ていない。

日経TOPIXが冴えない中でも、グロース250だけが上げていく展開があるのだろうか？

今後の見通し

日本ではどれだけ悪材料になったのか分からなかったのだが、週末にヒズボラがイスラエルに大規模攻撃を開始している。

中東の地政学リスクは間違いなく上昇しているのだが、その影響が今晩の米国株に現れるのか気になるところ。

今週の米株市場の山場は28日のエヌビディア決算だろう。

その前にポジション調整が出たとしても部分的と思われ、月火は動きが少ないのではないだろうか。

ＦＲＢの政策転換は金利低下という意味では株高につながるが、景気後退が強く意識される場合金利低下のペースなどを市場は気にすると思える。

史上最高値を更新するのが自然な流れのようにも見えるが、強く上げていくかの判断もエヌビディア次第ではないか。

今夜の経済指標等

21時30分　7月米耐久財受注額

23時30分　8月ダラス連銀製造業活動指数

欧州株独ＤＡＸ指数は０．２％安で取引開始、英市場はサマー・バンク・ホリデーのため休場 | 市況 - 株探ニュース

Xへの投稿

人手不足と言っても求職者に選ばれていない状態なのか、そもそも求職者が払底されて応募すら絶望的なのか。後者では賃上げも効果が限定的だろう。都市部と地方部で今後の打ち手の難易度は違いそうだ。

レジャー施設、24年に「値上げ」3割　人手不足課題に - 日本経済新聞 https://t.co/RnpTsP1vvF
— ぽろ (@champoro1) 2024年8月25日

一番最悪なのが緊急利下げか。金利低下は株に追い風のセオリーを持ちつつ、景気動向には注目。

「景気の急速な悪化を後追いするような利下げになると、株価に追い風とはならないことが分かる。」

米利下げ局面へ、進むドル高修正　株高持続は軟着陸次第 - 日本経済新聞 https://t.co/TTvMkb9TNH
— ぽろ (@champoro1) 2024年8月25日