最新の株式指数チャート等は下記URLから
前日の相場コメント
■米国相場
米国株は高安まちまち。
ダウのみ下落した。
経済指標などでは材料が乏しかったが、決算反応やAI関連銘柄に改めて買いが入った。
セクターではITが+1.5%と大きく上昇、もっとも下落したのはエネルギー。
エヌビディアやマイクロソフト、Amazon、アルファベット、テスラなどが堅調。
エヌビディアはクラウドコンピューティング事業を手掛ける企業向けに、特注半導体の設計に特化した新事業部門を設立するとの報道で過去最高値を更新。
米12月の消費者物価指数(CPI)改定値が下方修正されたことがインフレ鎮静化期待を高めたことがハイテクの支援材料となったようだ。
しかし10年債利回りは前日終値よりも上昇した。
今週急落のNYCBが16%超の上昇。
会長など同社幹部が自社株を購入したことが当局への提出資料で明らかになったとのこと。
決算はS&P500構成企業の約3分の2の決算が出揃った。
週間では主要3指数が5週連続で上昇。
今週はダウが0.04%、ナスダックが2.3%、S&P500が1.4%上昇した。
主要指数のS&P500が心理的節目の5,000pt台に終値で到達している。
米S&P500、初の5000超え 「AIブーム」がけん引 - 日本経済新聞
S&P500が4000の節目を突破したのは2021年4月だった。約2年10カ月で新たな節目に到達した。3000から4000に到達するまでは約1年9カ月、2000から3000までは約4年11カ月を要している。
S&P500は22年1月に当時の最高値(4796)を付けた後、同年3月に米連邦準備理事会(FRB)が急速な利上げを始めたことで調整局面に入った。同年秋に直近の安値を付けた後はFRBの利上げペース減速・打ち止め期待や米景気の底堅さなどを背景に上昇基調に転じた。
リンク(日経などは有料会員記事)
ハイテク株堅調でナスダック好調もダウはマイナス圏=米国株概況 | 市況 - 株探ニュース
米国株式市場=S&P、終値で初の5000超え 大型株高い | ロイター
NY外為市場=ドル下落、米CPIの下方改定には反応薄 | ロイター
米CPI、23年12月の前月比上昇率は0.2%に下方改定 | ロイター
米利下げの緊急性感じず、リスクはより均衡=ダラス連銀総裁 | ロイター
米インフレ率の2%回帰になお重点=アトランタ連銀総裁 | ロイター
オープンAIのアルトマン氏、半導体・AI向け資金調達協議=米紙 | ロイター
ペプシコ、第4四半期は市場予想に反し減収 値上げが需要圧迫 | ロイター
アングル:英スナク政権の支持率低迷、経済浮揚は「天の恵み」か | ロイター
米独首脳がホワイトハウスで会談、ウクライナ・中東情勢巡り協議 | ロイター
■日本相場
9日の日経平均先物は上昇した。3月物は前日比60円高の3万7155円で終えた。
米株ハイテク高を好感して37,000円乗せ。
SOX1.99%上昇は追い風になるだろう。
東京市場は月曜日が祝日なので、火曜の寄付きに強いかは月曜の米国次第。
リンク(日経などは有料会員記事)
マイナス金利解除しても、緩和環境が当面続く可能性高い=日銀総裁 | ロイター
適切な金融政策運営行われること期待=鈴木財務相 | ロイター
今週の【話題株ダイジェスト】 売れるネット、アルメディオ、伊勢化 (2月5日~9日) | 注目株 - 株探ニュース
今週の【早わかり株式市況】続伸、先物主導で上げ足強め一時3万7000円台乗せ | 市況 - 株探ニュース
■その他
「イトーヨーカドー」北海道・東北から撤退へ 構造改革で全14店閉鎖 - 日本経済新聞
外資ファンドに圧力かけながらも祖業の維持で頑張っていたが、結局努力は実らずという結果に。
人手不足から離職した従業員も次があるように思うが、それも地域事情に依るところが大きいだろう。
消費者としても困る人が一帯にいると思われるが、全国的に今後も撤退が進んでいくのだろう。
バイデン氏の記憶力巡る指摘は「政治的動機」、米副大統領が非難 | ロイター
やはり貶める意図がある発言だったよな。
余計な一言というか、中立でない印象を与える意図がありそうだ。
バイデン大統領の高齢不安は民主党は否定するが、隠せない事実ではあるのだろう。