寄り前
前場&後場
大引けとコメント
2023/09/13
日経平均は反落。今晩のCPIを前に値幅は狭かったが、買いも売りも方向感が出ない展開に。
ドル円は147円台で安定していた。
今晩の米8月CPIは総合伸び加速も、コア鈍化の見通し。
来週のFOMCは利上げ見送りが確定的で、今晩出る材料で11月FOMCを占うという難しい状況になっている。
今日の日経は今晩の米8月CPIを前に方向感のない展開。
来週のFOMCの利上げ見送りは確定的なので、今晩のCPIは11月FOMCの材料となるのだろう。
しかし11月まで状況が変わる可能性も高いので、今晩のCPIがどれほど重要性があるか正直分からない。
しかしこれを見ずして見切り発車することもできないのだおる。
今日の日経平均は動きようがない1日を消化する日だった。
ドル円が147円台で安定して推移した。
これも今晩のCPI次第なのだろうが、政府も日銀も円安進行を望まない態度の中で今後の展開が気になる。
本日の米国市場見通し
今晩の経済指標は21時30分の8月CPI
市場予想では「総合」は前年比の数値で前月より伸び加速が予想されている。
コア指数は前年比の数値で前月より鈍化が見込まれる。
先月まではFRBが重視するコア指数(食品・エネルギーを除いたもの)に注目が集まっていた。
今月からは原油価格上昇により総合指数も注目される材料となる。
総合とコアで見込みが食い違っているのを評価するのは複雑である。
さらに来週の9月FOMCでは利上げの見送りがほぼ確定というのも悩ましい状況だ。
今晩のCPI来週ではなく11月FOMCの利上げを占う材料になる。
今日明日の数値が11月FOMCの結果に決定的な材料となるとは思えない。
しかしFRBの方向性を気に病む投資家が多く、注目度は高い。
前日は原油価格上昇でインフレ懸念が強まって、ハイテクが下落。
オラクルやアップルが値を下げたのも響いてナスダックは1%超の下落に。
今晩も金利が動くと思われ、ハイテク株の動向が注目されるだろう。