米国市場概況
2023年7月27日の米株は反落。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月27日
予想を上回るGDP速報値やメタ決算の好感で上昇してスタートも、金利上昇がこのところ上昇していた相場の利益確定売りを促した模様。セクターではコミュニケーションのみ上昇。ダウの連騰は13で止まった。
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ECBは理事会で政策金利の0.25%引き上げを決定した。ラガルド総裁は次回会合では利上げ一時停止の可能性も示唆した。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月27日
日経新聞電子版が28日の日銀会合でYCCの修正案を議論する方針と報道。長短金利操作の上限は0.5%で据え置きも、市場動向に応じて超過を容認する案が浮上しているとのこと。 pic.twitter.com/RKNZEpB3z0
相場へのコメント
上昇してきた米株は反落となった。
寄り前にGDP速報値が予想を大きく上回って、長期金利が上昇。
ドルも上昇した。
米国相場スタートはメタの決算も含めて好調だったのだが、FOMC前から上昇していた銘柄も多く、金利上昇などが利益確定売りの好機となったようだ。
7月22日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週から7000件減少し、2月以来の低水準となった。
市場の増加予想に反した結果となった。
GDPなどの経済指標があまりに強いと米経済のソフトランディング期待が高まると同時に、FRBの利上げ継続姿勢も高まってしまう。
金利上昇も株価には逆風なので経済指標には今後も注意が必要だろう。
ECBは0.25%の利上げ決定は事前予想通り。
次回以降の会合での利上げ姿勢については据え置きの可能性を持ちださい、「利上げか据え置き」という状況に。
ラガルド総裁の会見内容がハト派を意識させ、会見でユーロ安ドル高が進んだようだ。
夜中の日経報道もサプライズで米金利やグローバル投資家の判断に影響を及ぼしたかもしれない。
朝起きたら日経先物がめっちゃ下がってたのはこれか。昨日の夜に売り手仕舞いしたけど、抱えて寝てれば良かったわ。ドル円はショートしてて利益になった。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月27日
日銀、金利操作を柔軟運用 上限0.5%超え容認案:日本経済新聞 https://t.co/TrhC3a0yc5
内容は日銀がYCC修正案(政策運営を柔軟にする)が議題に上っているとのこと。
日経先物とドル円に関してはということになるけれど、材料が出きっていない状況での投資判断はギャンブルになるということを示してくれた事例だろう。
日本人投資家なので日銀のことが印象に強く残った日だった。
米株自体はFOMC前からの上昇にひと段落という形で、調整という印象。
チャートの引け方は悪いけど、この日の動きで決定的に売りが強くなっていく感じではないと思っている。