個人投資家 ぽろ 相場日記

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2023/07/27【米国市場】GDP速報値が予想を上回り金利上昇 ダウの14連騰は実現せず 日経のYCC修正案検討報道でドル円が大きく変動

米国市場概況

 

 

 

相場へのコメント

 

上昇してきた米株は反落となった。

寄り前にGDP速報値が予想を大きく上回って、長期金利が上昇。

ドルも上昇した。

米国相場スタートはメタの決算も含めて好調だったのだが、FOMC前から上昇していた銘柄も多く、金利上昇などが利益確定売りの好機となったようだ。

 

7月22日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週から7000件減少し、2月以来の低水準となった。

市場の増加予想に反した結果となった。

 

GDPなどの経済指標があまりに強いと米経済のソフトランディング期待が高まると同時に、FRBの利上げ継続姿勢も高まってしまう。

金利上昇も株価には逆風なので経済指標には今後も注意が必要だろう。

 

ECBは0.25%の利上げ決定は事前予想通り。

次回以降の会合での利上げ姿勢については据え置きの可能性を持ちださい、「利上げか据え置き」という状況に。

ラガルド総裁の会見内容がハト派を意識させ、会見でユーロ安ドル高が進んだようだ。

 

 

夜中の日経報道もサプライズで米金利やグローバル投資家の判断に影響を及ぼしたかもしれない。

 

 

 

内容は日銀がYCC修正案(政策運営を柔軟にする)が議題に上っているとのこと。

長期金利操作の上限は0.5%で据え置くのだが、市場動向に応じて一定程度超えることも容認する案を検討しているとか。
修正はしないけど曖昧に恣意的な介入の含みを持たせる感じか。

 

日経先物とドル円に関してはということになるけれど、材料が出きっていない状況での投資判断はギャンブルになるということを示してくれた事例だろう。

 

 

日本人投資家なので日銀のことが印象に強く残った日だった。

米株自体はFOMC前からの上昇にひと段落という形で、調整という印象。

チャートの引け方は悪いけど、この日の動きで決定的に売りが強くなっていく感じではないと思っている。