米国市場概況
2023年7月24日の米株は堅調。3指数が上昇した。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月24日
米7月PMIは製造業が予想を上回り、サービス業は予想を下回った。総合は予想53を
下回る52だったが、節目の50は上回っている。しかしこの指標は発表後特に影響を及ぼさなかったと思われる。
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FOMCと主要企業の決算で様子見ムードも強い。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月24日
ダウは連騰を11に伸ばした。2017年2月以来の記録。この当時はトランプ氏の景気刺激策への期待が背景で12日続伸している。
現在の上昇は特筆するイベント起因ではないが今回の方が上げ幅は大きい。
原油が200日移動平均線を1年振りに明確に上抜けした。 pic.twitter.com/jd3ssVpBx8
相場へのコメント
ダウは連騰を11に伸ばした。
トランプ大統領の景気刺激策が背景にあった2017年以来とのこと。
今回の上昇の背景は「FRBの今月以降の利上げ停止」を見込んで「景気後退が回避されそう」という点だろうか。
年初来でハイテクに比べて出遅れていたことも大きいだろう。
この日は原油の上昇も目立った。
1年ぶりに明確に200日移動平均線を上回った。
最近は少し上げても打たれたれる展開が続いていたが、その雰囲気も一昨日くらいから打ち破っている印象。
OPEC加盟国の減産姿勢の継続、中国のエネルギー消費の持ち直し期待、米景気が底堅く夏のガソリン需要への期待も高まっているという。
株式のリスクオンムードも高まっているだろう。
ポジションとしてショートの買い戻しが進んでいるとの指摘も
金はドル高を懸念しているが、原油についてはこの日は重荷とはならなかった模様。
今週はFOMCが控え、多くの企業の決算が発表される。
様子見の週であるといえるが、株式全般のムードは良いようだ。
FOMCでパウエル議長が先々の利上げを示唆したら市場は混乱するだろうが、利上げは停止して様子を見るとなれば更なる買いが入るかもしれない。
全体として雰囲気は非常に良いものであるといえる。
まずはFOMCの結果と米国株式市場の反応を確認したい。