ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023年6月30日【日本市場】日経は3日ぶり反落 一瞬145円台到達も為替介入無しで円高へ

寄り前

 

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 総務省が30日に発表した5月失業率は2.6%と、4月(2.6%)から横ばい。また厚生労
働省が発表した5月有効求人倍率は1.31倍で、4月から低下した。

 

経済産業省が30日に発表した5月の鉱工業生産指数の速報値は前月比1.6%低下、市場
予想(同0.9%低下)を上回る低下となった。6月予測は同5.6%上昇、7月予測は同0.6
%低下としている。

 

 総務省が30日に発表した6月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前
年比3.2%上昇だった。市場予想(同3.4%上昇)を下回った。

 

 

 

前場後場

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大引け

 

コメント

今日の取引で名実ともに今年半分の取引が終了。

年金基金のリバランス警戒はこれで去ったということになるだろうか。

 

今日の後場はジリジリ上げで終わり引け味は悪くなかったと思う。

前場ドル円が145円に到達か、というところに注目が集まっていました。

結局ほんの短時間だけ145円に乗せて、介入もなくスルスル円高となる展開。

 

145円台では円安が進んでも株価に好材料でないどころか、為替介入あれば下落圧が一気に発生しそうで見ててドキドキ。

 

 

上のツイートで紹介した日経の張間さんの記事にありましたが、「世界経済の成長鈍化が進むと、輸出型経済の日本にとって過度な通貨安は重し」というのは面白い指摘ですね。

市場でこういう考え方がどれほど大きいのか分かりませんが、外国人投資家の間でこの種の見方が増えると日本株にはマイナスになるかと。

 

ところで全然関係ないのですが、上記記事を書いた日経CNBCに出演している張間記者は個人的にとても参考にしています。

今年に米国駐在から帰宅したと思いますが、米国行く前から攻めた解説を好んで聞いていました。

帰国してからは海外の視点が強くなり、非常に参考になります。

 

 

今晩の米国は21:30に5月コアPCE価格指数、23時に6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値あたりに注目が集まるでしょうか。

米国も四半期末でリバランス売りなど様子見姿勢が強い展開となるか。

逆に今日利益確定の売りが出ずに株が上昇するなら、マーケットがかなり強気ということかと予想します。