ぽろの投資日記【相場コメント】

相場の概況や思ったことを日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。 記事に記載のURLには商品の紹介や仲介料が発生するものが含まれる場合があります。(Amazonアソシエイトリンク等)

2023年5月23日【日本市場】日経平均は9日ぶりに反落 後場寄り付きに急落 トヨタ引け間際に急落で終値4.7%下落 

寄り前

 

 

champoro.hatenablog.com

 

前場

 

 

 

 

後場

 

 

大引け

 

 

材料など

 

  • 日経平均は9日ぶりの反落
  • 前場は200円超上昇の場面あるも、後場に急落
  • 昼休み中に米メディアで「経済産業省が7/23に輸出規制強化」などと報じられたことが利益確定売りを招いた模様
  • 終値後場寄りの急落からは幾分戻して終えた
  • トヨタ自動車大引け直前に急落し終値で5%近い下落
  • 中国で新型コロナの感染者が増加していると報じられた

 

コメント

日経平均の連騰は8でストップ。

 

後場の急落の原因とされる昼休みの「半導体装置の輸出規制強化」の報道。

これ自体は今日の昼に初めて出てきたニュースではないのだが、利益確定したい投資家、投機家に格好の機会となった。

米メディアで反応したし後場ということで海外投資家主導の動きとなるだろうか。

昨日の米国のマイクロンの関連材料ともとられ、中国関連の輸出規制には敏感になる地合いだったのかもしれない。

 

最近の8連騰は明確な材料に基づく上昇相場ではなかった。

古い材料で急落したところを見ると、ヘッドラインだけ見て腰の入っていない資金も多いのだろう。

 

2000円近い連騰の日々の割には大崩れしなかったし、買い戻したい売り方、買い遅れた投資家も多いので下げ局面では買いが入るだろう。

節目の30,500円や30,000円は押し目買いが予想される。

 

トヨタ大引け間際に急落で5%近い下落となった。

こういった動きが頻繁にみられると、資金の逃げ足は速くなるかもしれない。

 

 

マザーズは日経TOPIXに連動するような動きで下落して終えた。

上げに一番遅れて反応して、下げには一番最初に反応するのはマザーズ相場らしいと感じる。

 

本日の米国市場見通し

 

・22:45 5月製造業/サービス業PMI速報値
・23:00 4月新築住宅販売件数
・23:00 5月リッチモンド連銀製造業指数

 

 

本日の米国は引き続きFRBの利上げ姿勢と債務上限問題が懸念されるだろう。

債務上限問題のデッドラインを共和党は認識しているとのことなので、近々合意は得られるのだろう。

急激に問題解決する可能性もあるが、そうなった時の反応が上下どちらかは不明瞭な状態。

 

本日の経済指標に加えて、明日以降もFOMC議事録や経済指標があり、来週月曜日はレーバーデーの祝日を控えたスケジュール。

売り買いどちらかに大きく傾かず、様子見で小動きな展開が続くと予想する。