日経は続落　終値39,000円割れ　14:30のTSMCで下げ幅急速に縮めるも、売り直されて安値引け　2024年10月17日

前日の米国株式

本日の日本市場

概況

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日経平均は続落した。前日の米株高と若干の円安で上昇スタートも9時30分に高値を付けると売り優勢に。昨日死守した39,000円を簡単に割れて38,900円台に定着して推移。後場14時30分のTSMC決算を受け下げ幅を急速に縮めるも、大引け前に再度売り直されて安値引けとなった。

売買代金は3.75兆円と4兆円割れ。場中のTSMC決算、引け後のディスコ決算、米国時間では小売売上高と様子見材料が多かったか。

本日の日経値動き・寄与度ランキング

前日にASMLが続落し半導体株が冴えない流れが継続。14時30分のTSMCの好業績で、半導体の懸念は多少納まったか？とはいえ再度売られて安値引けは印象が悪い。

米国でTSMC決算がどう評価されるのか、9月小売り売上高などの反応含めて今晩の米国に注目。

10/15の4万円台は7/11のアイランドリバーサル型高値か？

10/15に4万円台を達成した日経平均だが、そこから窓を開けて下落。4万円台が1日天下となり、今日まで2日続けて下落している。チャート上では10/15高値から窓を開けて下落しているが、離れ小島で高値を付けているのは印象が良くない。7/11のように窓を埋められないと一段の下落を心配する声も増えてきそう。

選挙アノマリーとは無縁の状況

昨日に公示され衆議院選挙が始まっているが、投開票日まで上昇する選挙アノマリーは見られず。まだ1週間程度の期間があるので、ここから上昇すればアノマリー達成は可能だが…

昨日夜に日経から自公の単独過半数について記事が出ていた。

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選挙アノマリーはあくまで自民が勝つから機能するのであって、苦戦するなら今回は機能しないかもしれない。このまま来週まで株価が下がり続ければ、それを理由に自民党の議席数が減っていくかもしれない。

株価・金利・為替・アジア市場

今日は上海とハンセンも引け間明に崩れる形。連休前の中国の緩和材料でのドタバタは落ち着いてきた感ありますが、あまり買われる雰囲気を感じられない。

ドル円は149円台を維持している。円安といえる状況だが、150円台乗せの雰囲気が感じられない。世界を見るとドルが他通貨を圧倒して強い。本日夜にはECB理事会で0.25％の利下げが予想されている。アク抜けなるか更にユーロ安ドル高になるか。

相場材料

本日の経済スケジュール ─ ★貿易統計に注目 | 経済 - 株探ニュース

4〜9月の貿易赤字3.1兆円円安進行で14%拡大 - 日本経済新聞

台湾TSMC7〜9月最高益、54%増 AI向け先端品が好調 - 日本経済新聞

Xへの投稿

2024/10/17

日経平均は昨日耐えた39,000円台をあっさり割り込む。半導体の下落が下げの要因。今日は昨日まで堅調のアドバンテストも崩れる。
午後にTSMC、引け後にディスコ決算。

10:20
🇯🇵📉日経平均 38948.14(-232.16)
🇯🇵⬜TOPIX 2689.78(-0.88)
🇯🇵📉グロース250 629.37(-3.30)
日経平均株価 pic.twitter.com/ObizUZPXDi
— ぽろ (@champoro1) 2024年10月17日

今回のサイゼはそれほど破滅的な状況ではなさそう。
ランサムウェア被害はどの企業にも何時起きるかも予測できない悪材料。被害の軽重やシステム復帰までの期間が重要ですね。

サイゼリヤが軟調、ランサムウェア被害を確認と発表 | 個別株 - 株探ニュース https://t.co/CmZ8SIyzNR
— ぽろ (@champoro1) 2024年10月17日