時間軸、投資手法、金融商品・銘柄、「正解」や「正しい」選択肢はない
自分の投資法を主張するのは良いのだけれど…
SNSを見ていると自分の投資法を主張したりするついでに、酷い人になると他人の投資法を否定とかしていますね。
自分の投資法との比較論で材料に上げるのは良いけど、相手に絡んでまで行って「こんなやり方は××だ」は攻撃的すぎると思います。
何を言ってもやっても自由だけれど、自分が正しいと思うことを粛々とやれば良いのであって他人に干渉してもメリットは無さそう。
逆の投資法をしている人を否定したり論破できれば、自分の投資法にお墨付きが得られると思っているのかな?
そんなわけないでしょう。
これさえやれば間違いがない「聖杯」となる時間軸、投資手法や銘柄なんてないです。
相場はカオスで非連続で不確実なものですよ。
その原因は投資家がパニクったり、欲に駆られて異常行動したり、ストレスから狂って支離滅裂なことするから。
そしてその人間の動きにAIが絡んで、凄まじいフィードバックループで混乱を助長させたりもするから。
特に日本の株式市場とか動かしているのは外国人投資家なんだから、日本語で絡んでても最大の投資家層に響かない。
日本の個人投資家ぐらいしか投資しない中小型株なら議論の決着が結果を出すかもしれないけど、それにしたって議論してるSNSを全ての投資家が見ているわけじゃないですからね。
正しい投資法なんて議論しても仕方がないし、意見がまとまることはない
一般的な投資の成功法則として「分散」とか「低コスト」というのは真実ではあるしょう。
けどそれもハイリスクハイリターンを目指して「集中」投資する人もいるし、「高コスト」でも高リターンを計画する人がいて良いでしょう。
親が銀行とか対面証券会社に高コスト商品を契約させられるようになってるとか、金融取引業免許持ってない業者に投資を勧められているとかは人の投資法に助言して良いと思います。
親は利害関係者で資産の増減が自分の生活に影響出てくるし、後者はそもそも違法なので。
誰も未来予測は確実にできないし、勝ち続けられる投資家なんていない。
投資手法に迷って参考にしてほしいと思って発信するには良いと思うけど、人の投資法を相手にまで絡んでいってやる意味はないと思いますね。
相場環境へのコメント
米国相場
1/19の米国相場については下記ブログに記載しました。
米国相場
引けにかけて上げ足を強める形で3指数ともに1%を超える上昇となった。
24年の米国株相場は23年末にかけての9週続伸などの反動で軟調さが見られたが、複数の指数で最高値を更新して調子を取り戻してきたようだ。
ダウ平均は取引時間中と終値の史上最高値更新
S&P500も2022年1月以来、2年ぶりに取引時間中と終値の最高値を更新
ナスダック100指数は前日に続いて、取引時間中と終値の最高値を更新
この日も半導体株が堅調さを見せた。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.02%高と大幅に続伸して過去最高値を更新。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が7.11%高、エヌビディアが4.17%高とでともに上場来高値を更新。
この日は10年債利回りの低下も株高を支援した。
日本相場
金曜日の米国株はダウ、S&P500、ナスダック100指数が最高値を更新。
上昇の原動力は半導体セクターということもあり、週明けの日経平均にも好調さが波及しそうだ。
終値での36,000円台回復が見られるかもしれない。
その他
共和党はトランプ氏支持で決まりとなりそう。
ヘイリー氏との一騎打ちとなりそうですが、ヘイリー氏は共和党内の反トランプ表は集められても厳しい状況となりそう。
候補者指名争いで今後トランプ氏との差が見られるにつれて撤退に追い込まれていきそう。