前日の相場コメント
最新の株式指数チャート等は下記URLから
■米国相場
ダウ平均は小幅高 予想通りのPCEデフレータにひとまず安心感=米国株概況 | 市況 - 株探ニュース
PCE価格指数は予想に一致した。
過ぎてみると事前の上振れ警戒が強すぎた印象もある。
雇用や物価の伸びを見る限り、インフレ鈍化は予断を許さない状況ではある。
株価はナスダックやS&P500が史上最高値を更新などハイテク中心に堅調。
FRB高官も今年中の利下げを目指しているようで、米株は3月も堅調なスタートを切りそうだ。
2月の月間では
ダウ平均が2.22%高、ナスダックが6.12%高、S&P500が5.17%高、主要3指数がそろって4カ月続伸となった。
小型株で構成されるRussel2000は5.45%上昇となった。
ナスダック最高値、AIブームに2つの追い風 続く過熱感 - 日本経済新聞
遂にナスダックも2年以上たっての史上最高値を更新。
AIブームが空虚ではなくエヌビディア決算が良好という結果を伴っており、広い分野に生産性向上などの追い風が起こると見られている。
米国の金利引き下げも時間の問題であるし、QTの減速が議題に上っていることも株買いの材料となっている。
■日本相場
ナスダックとS&P500の最高値更新を追い風に、日経平均も終値での史上最高値更新が期待される。
SOX指数の大幅上昇も日経平均の伸びを後押しするだろう。
今週は上値はつかえていたような印象もあったが、月末の利益確定売りでも崩れなかったことは評価されるだろう。
2月良い月となり、今日から名実ともに始まる3月相場はNISAでの積み立ての買いなどが期待される。
昨日は現役首相が初の政倫審出席となったが、日銀理事の発言や大谷選手の結婚報道で印象は薄い。
今日も旧安倍派4人が出席するが、ただやり過ごすだけの答弁には国民の関心も向かないだろう。
日経平均、米ハイテク株高が追い風(先読み株式相場) - 日本経済新聞
今日の株価材料(新聞など、1日)資生堂、国内で早期退職1500人募集 - 日本経済新聞
■その他
「支持者なし」票が10万超、バイデン氏のガザ政策に抗議 ミシガン州予備選 | ロイター
バイデン・トランプ両氏圧勝、ミシガン予備選 ガザ政策に抗議票も | ロイター
バイデン大統領は現職ということもあり対応が問題視される要素が多いですね。
民主党が一致団結できないようだと、持たざる者トランプ氏の方が有利に思えてしまう。
鉱工業生産、1月7.5%低下 ダイハツの工場停止響く - 日本経済新聞
景気を表した数値というよりは個社要因なので、そこまで気にする必要はないか。
とはいえ経済指標などが勢い示せないと投資家マインドを冷やす可能性はありそう。
日銀高田委員、2%物価目標「実現が見通せる状況に」 - 日本経済新聞
昨日は場中のこの発言で円高に。
いよいよ緩和修正の第一歩が刻まれそうだ。
3月かな?4月かな?
指数がエキサイティングな展開になりそう。
アップルカー撤退 Appleも屈したEVの壁、中国利する南風 - 日本経済新聞
一時期ガソリン車と違ってEVは組み立てるだけだから簡単、みたいな話が跋扈した。
しかし異業種からAppleほど開発に投資できる資金を持っているところは稀だろう。
Appleは自動化技術の方で頓挫したのかもしれないが、EV車製造を甘く見て現実に打ちのめされている企業は案外多いのでは。