新NISA効果なのか?どこまで続く?
2024年1月9日に終値の高値を更新
昨年後半に何度も終値高値に迫っていたが、6か月ぶりにわずかに更新。壁を超えたのは良いことだが、今日の値動きからは迫力不足も感じる。過熱感高まる中この勢いで持続的に上げていけるか注目。
— ぽろ (@champoro1) 2024年1月9日
日経平均、バブル後高値を更新 終値3万3763円 - 日本経済新聞 https://t.co/9z5kFPo1Zk
昨日2024年1月9日に日経平均はバブル後高値を更新。
終値は昨年7月を10円上回る程度と小幅更新とはいえ、昨年後半に何度かトライしてもできなかったことを達成できた。
どこまで効果があるかは数値では分からないけど、新NISAの影響は大きいと思う。
実際に新NISA資金が入っているのと、「新NISAの買いがあるから」と投資家が買っている2種類の力が発生しているはず。
全社は「実需」で後者は「投資家心理」と言えそう。
昨日まで日本は今年の取引が3日しか行われていないが、米株の動きに関わらず堅調さを見せている印象。
逆に今年がどうなるのか分かりにくくなってきた
新NISAがなかった昨年より今年に株価堅調になるとは思っているけど、なんだか年始から先行きが分かりにくくなったと感じます(笑)
好材料とはいえ新NISAは新しすぎて個人的には「難消化」です。
実際に買いが入る分には好影響だけど、投資家心理の方はボラティリティが出ると思うんですよね。
米国のスタートダッシュは決して強くは無い中で、日本株の好調。
これ34,000円超えていったら、バブル後高値を超えていく雰囲気が強くなり始めて「新NISAバブル」みたいなことが起きたりして。
相場上昇の大波に乗り遅れると投資家が恐怖して、新NISA資金で飛びついて前倒して買い始める可能性もあるかな、と。
日経は相場的には過熱感も強いけど、新高値圏で真空地帯を突き進めば過熱感も意識されない可能性はありますね。
相場環境へのコメント
米国相場
2024年1月9日の米株は主要3指数でナスダックのみ上昇。
ハイテク株の一角が買われており、底堅さを見せている。
しかし10年債利回りが4%に乗せて終えており、昨年末のように楽観的にハイテク買いに傾くのは難しそうだ。
金利も株式も木曜日のCPIを控えて様子見姿勢が強い印象。
SECによるビットコインETFの承認はよく分からない事態に。
SECのX公式アカウントに「承認」という投稿あったモノの、不正使用されたらしくSECが「承認した事実は無い」と発表している。
日本相場
米株はナスダック以外は前日比マイナスと冴えない展開だったが、日経先物は上昇している。
昨日のバブル後高値更新の勢いが継続しているのだろう。
34,000円に到達できれば協力に走り出す可能性がある。
センチメントに影響を与えるとしたらSECのビットコイン騒動などだろうか。。
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