ぽろの投資日記【相場コメント】

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日米株の週間見通し【2023年10月21日〜27日】中東情勢と米金利に注目 日米ともに企業決算にも注目

※末尾に記載の注意事項をご参照の上、本記事の閲覧をお願い致します。※

 

 

 

 

スケジュール

 

kabutan.jp

 

10月23日(月)

日本:岸田首相が国会で所信表明演説

 

10月24日(火)

注目イベント特になし

 

■決算

米国:アルファベットA、マイクロソフト、ビザ、コカコーラ、テキサスインスツルメンツ、スナップ

欧州:エルメス、スポティファイ

 

10月25日(水)

独:IFO企業景況感指数(10月)

米:新築住宅販売件数(9月)

 

■決算

米国:メタ・プラットフォームズ

 

10月26日(木)

日本:工作機械受注(9月)

欧州:欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見

米:GDP速報値(7-9月)

 

■決算

米国:アマゾン、マスターカード、インテル

 

10月27日(金):

日本:東京都CPI(10月)

米:個人消費支出(PCE)価格コア指数

 

■決算

米国:シェブロン、エクソンモービル

 

 

マーケットの注目材料

 

marutopeke.com

 

 

為替市場

■先週の振り返り

米国

  • 米金利高や安全資産としてドル買いが活発に
  • 米10年債利回りは2007年7月以来の高水準に浮上
  • 米国FRB要人発言や経済指標に揺らされる状況が継続
  • 9月小売売上高は想定を上回ったほか、住宅着工件数は前回より強い内容と
    なり、引き締め政策を後押しする材料
  • パウエル議長の発言は政策金利引き上げについて引き締め継続も強弱入り混じる内容となった

 

米国以外

  • ドル円は150円台で日本政府の介入が意識される
  • ユーロは対ドルで底堅さを見せる
  • ポンドの豪ドルは売られる状況が続く
  • 安全資産としてスイスフランが買われる

 

 

■今週のポイント

米国

  • 米国のFRBはブラックアウト期間
  • 26日に7-9月期国内総生産速報値 成長率は4-6月期実績を大幅に上回る見通し
  • 27日にコアPCE価格指数 予想は前年比+3.7% コアインフレ率は8月を下回る見込み

米国以外

  • 26日にECBが政策金利を発表しラガルドECB総裁が記者会見、政策金利の据え置きが予想されているが、インフレ抑制を示せばユーロは下げ渋る可能性
  • 米金利高、安全資産のドル買いの影響を受けてドル以外の通貨は軟調な展開か
  • 1ドル=150円台は日本政府の為替介入が意識される

 

米市場

■先週の振り返り

  • 米10年債利回りの上昇により株式は軟調、特にハイテクが下落
  • 中東情勢の緊迫化が続いており原油高からのインフレが懸念される
  • 安全資産のドル買いも株式には重荷となる
  • FRBのパウエル議長発言を受け11月のFOMCは金利据え置きの見方が優勢

 

  • 週間ではダウが-0.86%、ナスダック‐3.16%、S&P500が‐2.39%
  • 週末終値でS&P500は200日線を下回る
  • 小型株のラッセル2000は年初来安値を更新

 

  • 決算はネットフリックス大幅上昇、テスラが大きく下落
  • S&P500種構成企業の17%が決算を発表
  • 20日のVIX指数は21.71と今年3月以来の水準に高まる

 

■今週のポイント

  • 今週からFRBが金融政策に関する発言を自粛する「ブラックアウト期間」に入る
  • 米金利を刺激する材料は26日のECBの政策金利決定、米7-9月期GDP速報値と27日のコア価格指数

 

  • 中東情勢の変化と原油価格の上昇に注目が集まる
  • 米下院議長の選出が前に進まず、米財政運営の不透明感が高い

 

  • 大手ハイテク企業の決算が多数
  • 10月24日(火)

    米国:アルファベットA、マイクロソフト、ビザ、コカコーラ、テキサスインスツルメンツ、スナップ

    欧州:エルメス、スポティファイ

  •  

    10月25日(水)

    米国:メタ・プラットフォームズ

  •  

    10月26日(木)

    米国:アマゾン、マスターカード、インテル

     

  • 10月27日(金)

    米国:シェブロン、エクソンモービル

 

日本市場

■先週の振り返り

  • 日経平均終値は31,259円 前週末比1,056円安(-3.3%) 2週ぶりに反落
  • 10月4日の安値は下回らなかったが週間の下落幅は今年2番目の大きさ
  • 前週が1,321円上昇していたが上昇の波が続かなかった
  • 東証グロース市場指数は-3.76%、マザーズ指数は-3.80%だった。
  • 翌週から日本企業の決算が本格化するため、見送り姿勢も強かった

 

  • 米国の長期金利上昇が続きハイテク安が進行
  • 中東情勢の懸念と原油価格上昇への警戒も続いた
  • ドル円は149円台付近での小動きに終始

 

 

■今週のポイント

  • 23日のニデックから3月期決算企業の決算発表が本格化
  • 米国でもハイテク株の決算が多数あり、日本株への影響が出る

 

  • 相場の地合いは引き続き米金利の上下に影響を受ける
  • 中東情勢のヘッドラインリスクには引き続き警戒

 

  • ドル円は150円付近で煮詰まってきている、大きな動きが出ないか注目

 

  • IPOは6社予定されている
  • 25日に東証プライムに登場するKOKUSAI ELECTRIC(6525)は4月にIPOした楽天銀行(5838)に並ぶ今年最大規模のIPO

 

その他

  • 中国アジア株の動きが軟調
  • 中国の追加の経済対策に期待

 

  • 中東情勢はパレスチナ自治区ガザでの地上戦が警戒される
  • 引き続き周辺諸国への影響などが中止される

 

■注意事項■

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