米国市場概況
2023年9月22日
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月23日
米国の主要3指数は4日続落。プラス圏の時間が長かったが、大引け間際に小幅下落に転じた。
今週はFOMCでのFRBタカ派姿勢を受けて週間でダウ平均が1.89%安、ナスダックが3.62%安、S&P500が2.93%安。
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この日発表の米9月PMIでは景気減速が意識された。
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月23日
米10年債利回りはアジア時間で4.5%と16年ぶりの高値をつけたが、米国時間には持ち高調整の債券買いもあり前日より低下して終えた。
この日はFRB関係者が利上げに積極的な発言をし、債券買いは伸び悩んだ。
ドルは米国以外の世界経済が弱いため上昇。 pic.twitter.com/XuSx60w7RI
相場へのコメント
米国の主要3指数は3日続落。
取引時間の大半でプラス圏推移をしたが、大引け間際に売り優勢となった。
結果的に4日続落となるも、終値は前日比横ばいといった状況。
今週に下落が続いたことで自律反発的に買われる動きがあったとみられるが、結局は週末前に投げたい投資家が優位となった。
米金利はアジア時間に4.5%と16年ぶりの高値をつけたが、米国時間の引けでは前日より下落して終えた。
この日発表の9月PMIでは景気の減速が示された。
このことが金利上昇の抑制をもたらした。
さらに週末の債権の持ち高調整などで債券買いの動きが見られ、10年債利回り上昇を抑えた。
FRB高官のタカ派発言は10年債利回り上昇の要因となった。
この日の発言をみているとFRBは政策金利を「高く長く」維持する見通しで、利上げ姿勢も辞さない姿勢を貫くようだ。
・ボストン連銀のコリンズ総裁
22日の講演「さらなる金融引き締めは選択肢から外れていない」
・FRBのボウマン理事
22日の講演「インフレは依然として高すぎる。FOMCは一段と利上げし、抑制的な水準で当面維持することが適切になるだろう」
FRBのタカ派姿勢は金利上昇を促し、株価には厳しいが昨日までに比べれば下落幅も小さく投げも終盤かと思えると個人的には感じる。
SOXはこの日は反発して+0.79%、VIXはわずかだが低下して17.20ptとなった。
市場は金利高に苦しむ状況が続くが、株式が大崩れしない展開に期待している。