ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/09/20【米国市場】続落 FOMCでの金利見通しがタカ派 高金利が長く続き先行きの不透明感強まる

米国市場概況

 

 

 

 

 

相場へのコメント

 

FOMCは結果とパウエル議長会見で波乱の展開となった。

 

今回は利上げが無いの予想はその通りだったが、金利見通しがセンチメントを悪化させた。

 

参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では

23年末が中央値で5.6%。

11月12月FOMCで追加利上げを示唆する水準が維持された。

24年末は5.1%と前回4.6%から引き上げ。予想されていた利下げ幅が縮小した。

 

 

パウエル議長の会見要旨を読むと、米経済の強さをかなり信頼している模様。

現在の高金利をより長く維持することで、インフレ抑制の効果を見定めていくようだ。

 

FOMC後に米国金利は上昇し株式にはネガティブ。

来年の利下げ織り込みの期待がはがれた分、センチメントは悪化してしまった。

 

FOMC会見前に英国のCPIの鈍化が確認され、翌日のBOEでの金利据え置き予想が増加した。

その流れで米国金利も低下していたのだが、結局FOMC結果で上昇することに。

 

原油高、政府機関閉鎖の可能性、UAWストと見極めが必要な状況が多い。

米経済や金融政策は不透明感の強い状況が続きそうだ。