寄り前
前場&後場
上記ツイートは午後の動きまで見ると、ハンセンよりは国内金利の上昇に連動していた感じがしますね💦
大引けとコメント
日経は4日ぶり反発。終値は308円高の32,776円。
寄り付きから32,500円割れる場面があったが切り返した。
この時の下落はハンセンの下落や国内金利上昇が嫌気されたように見えた。
後場は高値圏維持し、引け間際に一段と買いが入り高値引け。
長期金利は午前に0.72%まで上昇した。
しかし5年債入札で投資家からの需要があり無難な結果となった後に上昇幅を縮めた。
日経が後場に高値を維持できたのはこれが原因か。
前日の米国はハイテク中心の上昇だったが、今日の日本ではハイテクというよりはバリュー優位という展開。
特に材料がない中で日中に値幅は出たのは慌ただしかったが、底堅さを印象付ける動きとなった。
しかし3日続落の自律反発と見る動きも多い。
明日のCPI、来週のFOMC、日銀会合までは本腰入れて買う状況は見込みづらい。
昨日から市場が反応している日銀の植田総裁の発言については、ある程度織り込んだのかもしれない。
円安をけん制するための「口先」介入という見方が強く、現状ではそれほどの円高をもたらす結果にはなっていない。
しかし、来週の日銀会合でもう一段踏み込んでくるなら「口先」でも相当効いてくるだろう。
強烈な地ならし発言が続けば円安進行は抑制されるだろう。
本日の米国市場見通し
今晩は主要な経済指標の発表は無し。
今晩は明日のCPIを前に様子見ムードが強いのではないか。
前日のWSJの報道もあり、9月のFOMCは金利据え置きが確定のように思える。
しかし今回は金利見通しも示されるので、そちらのほうがサプライズを呼ぶかもしれない。
今晩の引け後にアップルのイベントが控えている。
正直期待は薄いと思う。
しかしアップル株復活のきっかけになれば、昨日のようなハイテク主導の上昇に弾みがつく可能性もある。
CPIや来週のFOMCを前にいかにも動きにくいが、米国投資家の動きに注目したい。