ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023年5月24日【日本市場】日経平均は続落 トヨタ自動車は昨日下げを埋める反発

 

寄り前

 

 

champoro.hatenablog.com

 

前場

 

 

 

 

 

 

 

 

後場

 

 

 

大引け

 

  • 日経は続落
  • 前場は寄り付きから200円超の下げとなり、序盤に切り返すも失速し前場終了まで売りが続いた
  • 後場の寄り付きで一層の売りが出た後に反発を開始し、ジリジリと上げ幅を広げた。が、14:30ごろから再度売りが強くなり寄り付きを下回って引けた

 

 

 

コメント

 

日経は続落となった。

売買代金は3兆円を超えて活発な相場が継続している。

 

昨日のトヨタは誤発注との見方が多いようだ(中東が売ったとの解説もあった)。

昨日の下げ分以上に今日は上げたので問題ないだろう。

ツイートでも書いたが寄り付きウリ気配だったりしたら、資金を抜く流れが可視化されてプチパニックになっていたと想像する。

 

中国の感染拡大は嫌なニュースだ。

実態はどうなのか分からないのだが、しっかりした報告が中国側からされないと、日本はまた国民感情を配慮して水際対策の発動など行うかもしれない。

月曜まで中国経済も米国経済も無視で上げていたのに、怖いもの知らずの上げ相場が終わったので悪材料も見えるようになってきた。

 

とはいえ今日は30,500円も割り込まなかった。

米国の債務上限や中国の感染拡大は恐ろしいが、それぞれ1,000円ずつ下げたとしても28,500円も割り込まない。

昨年終値より2,500円も高ければ今年の上げとしては十分だろう。

 

 

本日の米国市場見通し

主な指標等

 

20:00 MBA住宅ローン申請指数(前週比)-05/19

5/25

3:00 FOMC議事録公表[5月4-5日分]-05月

 

コメント

 

引き続き債務上限問題を巡る警戒感が続きそうだ。

今日も進展がないと昨日と同じような全面安となるだろうか?

合意があったとしても議会を通過できるのか先行き不透明さがぬぐえなくなってきた。

共和党右派が強硬に民主党案反対したりしそうな気もしている。

マッカーシー議長は15回目の投票の末に選ばれた議長なので、信頼されていないし手腕も望め無さそうなところもリスク要因となる。

 

今日はもう一つの不透明要因の金利見通しに関する材料もある。

日が変わって3時に前回のFOMC議事録が公表となる。

パウエル議長含めたFRB高官の発言には敏感になっているので、議事録にも大きく反応するかもしれない。

しかし上下どちらもありそうで、注目の材料となる(発表時には寝てるが)

 

ドル円は140円を超えると前回の為替介入を意識されるらしく、いまだ超えていない。

かりに今晩ドルが急上昇などして突破した場合、国内の円安論争が再燃しそうだ。

 

昨日は堅調だったハイテクにも売りが出た。

この流れが本日も継続するかも見極めたいポイント。

今夜は引け後にエヌビディア決算が控えている。

この決算もハイテクのモメンタムに影響を与えるだろう。

 

昨日のSP500セクターの上昇はエネルギーだけだった。

これはサウジのエネルギー相が空売り投機勢に警告を発したのが材料だった。

空売り勢がどれだけ暗躍しているか分からないのだが、景気見通しが悪化すると原油需要は敏感に反応する。

今日のFOMC議事録の結果によって上下とも動く可能性がある。