個人投資家 ぽろ 相場日記

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2023年5月19日【日本市場】日経平均は7日続伸でバブル崩壊後の戻り高値を更新 3月企業の配当や解散総選挙で先高期待の声も 広島サミット開幕

寄り前

 

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前場

 

 

 

 

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後場

 

 

 

 

大引け

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  • 日経平均は7日続伸
  • 前日の米国株高と円安で寄り付きから上昇
  • 後場は30,800円台でのもみ合いが続いた
  • バブル崩壊後の戻り高値(2021年9月の30670.10円)を更新して取引を終えた
  • 東証プライム市場の騰落い銘柄は上昇812/下落945
  • 下落銘柄の方が多いことから一部銘柄の指数押し上げ効果が大きかった模様
  • アジア時間ではドル買いは一服している

 

  • 5月下旬~6月末の2023年の配当額は約8.4兆円と推計される(昨年7.8兆
    円)指数を押し上げる効果として期待されている
  • 広島サミット後に衆議院解散され総選挙という見方が増える
  • 解散総選挙では政策期待から株高となる傾向がある

 

コメント

 

今日も日経平均は上昇し、今週負けなし。

バブル崩壊後の戻り高値も超えて、圧巻の強さとなっている。

市場では22年11月高値(28502円)から今年1月の安値(25661円)までの下げ幅の倍返しの31343円などが次に上値目途などと言われているようだ。

3月企業の配当シーズンもさらなる株高を後押しするかもしれない。

上値を買うかは不明だが、今なら3万円割れそうなところは押し目買いも相当入りそうな気がする。

 

本日開幕の広島サミットにウクライナのゼレンスキー大統領が訪問するかもしれないという。

このサミットでは西側諸国代表として岸田総理が仕切りを行う。

決定事項で地政学的な軋轢は不可避だが、ゼレンスキー大統領の参加で一歩踏み込んだ表明もありそうだ。

 

その後に岸田首相が衆議院を解散するかどうかがマーケットの話題になっている。

本人は否定しているが、この話題は常に真実を語るわけでもないので本心は分からない。

総選挙なら政策期待から株高の流れは起きるだろう。

 

来週以降も日本株には期待できる材料が多い気はしている。

しかし「全員が同じ方向を見ると逆に行く」ことは相場ではよく見られる。

例えば

  • バフェット氏が日本株売却
  • 岸田首相が金融課税を強化
  • 世界で地政学的な争いが激化
  • 日銀が金融引き締め

などが仮に起きたとしたら、日経平均は強烈な下押し圧力がかかると思う。

万全に見えても何が起きるか分からないのが相場なので、あまり熱を入れずに現状を見ていきたい。

 

本日の米国市場見通し

 

今晩は重要な経済指標が特にない。

NY連銀のウィリアムズ総裁の基調講演、ボウマンFRB理事が討論会に参加、パウエルFRB議長が討論会に参加する。

ここでの発言が市場に投下されると刺激となる可能性あり。

 

債務上限問題が解決の方向に向かうことが、引き続き投資家心理を明るくさせるだろう。

この問題の合意は来週となりそうなので、今週は具体的な進捗がなくても悪材料とはならないと思われる。

 

残る問題はFRBの利上げ姿勢か。

民間の調査でインフレ期待が上がり、雇用統計が堅調で、経済指標も強いものが多く、株高が起きている。

6月のFOMCで実際に利上げを行うかは不明だが、上記の理由で牽制姿勢は崩さないと予想している。

今日の要人発言も米金利を刺激する場面がありそうだ。

 

VIX指数が16.05ポイントと4/28以来の低水準となっている。

年内に何かしら跳ね上がる材料があると思われるが、現状見えている範囲では波乱も感じられない。

低水準で推移するうちは株にとってはポジティブだろう。

 

ドル円は先週からずいぶん上げている。

金利次第だが週末のリバランスは起きる可能性を個人的には見ている。