米株は高安まちまち　新規材料に欠け利益確定も、利下げムードで落ち着いた相場　2024年9月21日

前日の米国株相場

2024年9月21日
前日の米国市場

米株は高安まちまち。ダウのみ上昇となった。ナスダックとS&P500は前日終値が抵抗となり反落。
新規材料に欠けたこと、今週に上昇が続いたことから利益確定売りが出た。しかし水曜日のFOMCの利下げを好感するムードは続き健全な調整か。
VIXはわずかに低下し16.15pt pic.twitter.com/dDwpzpNrwJ
— ぽろ (@champoro1) 2024年9月21日

ほぼ材料がなく、落ち着いた相場となった。今週のFOMCなどで上昇した分利益確定売りが出たようで上値が重かった。しかし下値では買いが入っていて、利下げ転換の堅調なムードが流れているように感じる。

来週は経済統計などで米景気を推し量る展開か。９月の米株は軟調というが１週目以外は強く、ダウはこの日も史上最高値を更新している。

大統領選挙のある10月は弱いというアノマリーもあるが、現在の上昇が続いていくのか疑念はある。しかし利下げ転換が始まったばかりで市場は楽観ムードに包まれている。

今日の日本株相場

2024年9月21日
週末の日経平均先物

大きく上昇し37,970円で終えている。
米株は高安まちまち。ダウ上昇幅も極めて小幅だったが、植田総裁会見を経てドル円が円安を好感か。利上げ幅への過度の懸念が後退した模様。
祝日のため現物市場は月曜が休場。開いていれば現物38,000円台に到達が期待できた。 https://t.co/3Exu04Vqcv pic.twitter.com/7sinJg4m8d
— ぽろ (@champoro1) 2024年9月21日

日経先物は一段高となった。現物市場が月曜に空いていたら38,000円台を拝めただろう。

米株と関係なく円安を好感しての上げと思われる。143円後半という水準以上に、日銀への過度な警戒が緩んだことを背景とした強気ムードではないか。

Xへのポスト

来週の総裁選が誰になるかで市場の想定が左右されそう。「円安に期待できないが、円高が進むとも思わない」今ぐらいの雰囲気が良いのだが。

市場、日銀利上げ余地1回を想定　円一時143円に下落 - 日本経済新聞 https://t.co/vm5KmSKSm2
— ぽろ (@champoro1) 2024年9月20日