雇用関連の経済指標が出るが、翌週のFOMC前に金利の方向は決め打ちできない 足踏みの様子見週となるのでは
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米国株情報
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来週の【重要イベント】米ISM製造業、米雇用統計、景気動向指数 (6月3日~9日) | 市況 - 株探ニュース
米国株相場
先週
- 週間 ダウが-0.98%、ナスダック-1.10%、S&P500が-0.51%
- 月間 ダウが+2.3%、ナスダックが+6.88%、S&P500が+4.8%
- 指数は最高値圏も金利高で伸び悩む
- ここから一段上昇には利下げの織り込みが必要か
今週
- 3日にISM製造業、5日ISM非製造業、7日雇用統計に注目
- 翌週にFOMC(6/11-12)を控えFRBはブラックアウト期間 要人発言なし
- 6日にはECB理事会 0.25%の利下げ予想 今後の利下げペースが焦点
- 経済指標、ECB理事会で金利が変動すれば株にも影響
日本株相場
先週
- 日経平均は週間で158円の下落
- 月曜の米国が休場で27-28日は材料に欠ける展開
- 29日 39,100円台を付けた後急落38,500円台
- 30日 一時900円超の下落から切り返したが500円超の下落
- 31日 米金利低下で400円超の上昇
- 新発10年国債利回りが1.1%まで上昇 日銀の金融政策修正を懸念
- 銀行株は金利上昇で買われTOPIXが堅調な動き
- NT倍率は13.88倍で今年最も低い水準
- 米10年債上昇→低下に振り回される
- 「公務員年金100兆円規模を積極運用」という報道が出る
- 30日にTOPIX31日にMSCIリバランス
- 新興市場はグロース指数は週間で上昇も、資金流出が続き投資家心理は悪い
今週
- 日経先物は38,730円と上昇した(31日現物終値は38,487円)
- 週明けは上昇して始まる可能性が高い
- 引き続き日米の金利に警戒
- 米国で雇用関連の経済指標が続き、金曜の雇用統計まで動きにくいか
- 翌週にFOMC(6/11-12)、日銀会合(6/13-14)
- 金利上昇なら金融株が強く、日経よりTOPIX優位の展開が続くか
- TOPIXはあと2%ほどで年初来高値
- 新興市場は先週末の反発が続くかに注目
国内株式市場見通し:金利上昇を受けてTOPIXが年初来高値を更新する可能性も | 市況 - 株探ニュース