米国３指数は高安まちまち　経済指標は強弱混じる内容も本命の雇用統計待ちムード　2024年9月6日

前日の米国株相場

2024/09/06
前日の米国株

主要3指数は高安まちまち。
ADP雇用統計は予想を下回り、新規失業保険申請件数は前週から減少した。
ISM非製造業景況感指数は予想を小幅に上回った。

長期金利は乱高下も結局は3.72%と1ヶ月ぶりの低水準で終えハイテク株の後押しに。
明日の雇用統計の様子見も強かった。 pic.twitter.com/riQtsFBEiq
— ぽろ (@champoro1) 2024年9月5日

米国は高安まちまち。ナスダックのみ上昇した。

S&P500はほんの僅かだが２０日と５０日移動平均線を下回って終えた。本日さらに下げるようだとチャート悪化を警戒する動きが出るだろう。

経済指標は強弱まちまち。

ADP雇用統計は予想を下回り、新規失業保険申請件数は前週より減少、ISM非製造業景況感指数は予想を上回った。

１０年債利回りはADPで低下し、ISM非製造業で前日終値に戻るも、結局ADPで低下した水準3.72％で終えている。

これまでの反動かヘルスケア下落、ハイテク大手堅調といった地合い。明日の雇用統計前にリバランスが入っているのか。

テスラが2025年1〜3月期に欧州と中国で運転支援機能「フルセルフドライビング（FSD）」を利用できるようにする方針と公表し、好感され+4.9％

アマゾンも+2.63％と強くセクターの一般消費財の強さが目立った。

１０年債利回りの低下も大手ハイテク大手には追い風となっただろう。

翌日の雇用統計をとにかく見ないと判断できない、という雰囲気も強い。

景気悪化懸念は強いが、FRBの0.5％利下げを引き出せば株に有利という意見もある。

逆に0.5％利下げは経済に深刻なことが起こっているから、と株安を起こすという意見もある。

利下げを発表したら「売る」か「買う」か、そして0.25％か0.50％のどちらかで変化が大きくなりそうだ。

今日の日本株相場

2024/09/06
日本寄り付き前

日経は上昇スタートとなりそうだ。
前日の米株は高安まちまち。ナスダックのみ上昇している。
今晩は雇用統計発表で様子見ムードは強そうだが、節目の37,000円や25日移動平均線37,017円攻防となるか。
週間では2,000円近い下落幅で週末に売り方の買い戻しなどあるか注目。 https://t.co/5XYXsqk7TC pic.twitter.com/9Mj80CAA87
— ぽろ (@champoro1) 2024年9月5日

上のツイートに書き忘れたがドル円は143円台と週初から見れば円高水準。

米国時間に一時142円台もあり、今晩の雇用統計で変動を意識するとポジションは取りにくい。

日経TOPIXの方向性がドル円の方向性に左右されている。日本市場の宿命ともいえるが、米国株の上下がドル円水準で補正がかかってしまう。

為替は変動が予想できないから、日本の株価指数も非常に読みが難しい。

Xへのポスト

優待無しか条件厳しくていいから、10,000円台の株価なら4か5分割してほしかった…

セコムが株式２分割を発表、株主優待の新設も | 個別株 - 株探ニュース https://t.co/4i8oiBg49z
— ぽろ (@champoro1) 2024年9月5日

今日の終値でセブンの時価総額は5.6兆円
提案受けた時は1700円台ぐらいか。
いくらだとOKとなるのだろう。それと米国の競争法上の懸念はどの程度のハードルなのか？

セブン｢買収価格は不十分｣と書簡　カナダ社提示は6兆円 - 日本経済新聞 https://t.co/4G2Pjv6lhN pic.twitter.com/8E9hcurTsc
— ぽろ (@champoro1) 2024年9月5日