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株式市場
S&P500/ナスダック 見送り
2023年10月10日
— ぽろ (@champoro1) 2023年10月10日
主要3指数が3日続伸。エネルギー以外10セクター上昇。
中東情勢を警戒し安全資産の債券買い。この日もFRB高官のタカ派を緩和する発言。米金利が低下した。
翌日にPPI、FOMC議事要旨に警戒から終盤は上げ幅を縮めた。
S&P 500 Map https://t.co/kw2LsGDMOB via @FINVIZ_com
中国政府が追加の景気刺激策を検討、との報道も好感された。
— ぽろ (@champoro1) 2023年10月10日
FRB高官のスタンス変化が見られる中、今週の物価指標の金利に及ぼす影響が注視されている。翌日にPPIとFOMC議事要旨の発表がある。
CMEフェドウォッチで市場が織り込む金利据え置き確率は、11月が86%、12月が73%となっている。 pic.twitter.com/6SeHgK8qg3
米株式は主要3指数が3日続伸と絶好調だが、先週の反発から上げの勢いも強いのでいったん様子見をしたい。
FRBは完全にトーンが変わったようで、依然タカ派のコメントもあるのだが、タカ派緩和スタンスが主流である。
その理由は10年債利回りの急騰が自然に景気を冷やすからのようだ。
中東のリスクを懸念して利上げに踏み出しにくい状況でもあるだろう。
しかし10年債利回りは10日の米国市場で低下している(中東情勢を見た安全資産の債券買い、FRBのタカ派転換で債券買い)
FRB高官は数日間の債券利回り低下を見ても、最新のコメントに変化はないだろうか?
米国は11日にPPIとFOMC議事要旨、12日にCPIの発表を控える。
これらが金利に影響を与え、米株式に悪影響をもたらす可能性は低いようにも思うが、ここが通過までは様子見としたい。
日経平均 見送り
2023/10/10
— ぽろ (@champoro1) 2023年10月10日
連休明けの日経平均は大幅反発。終値は751円高の31,746円。
中東の地政学リスクなどもあったが、米国株上昇に追随した。雇用統計通過、FRBハト派発言での金利低下が主な好材料。
今週は米国の物価統計や決算が注目されている。米金利低下が続き、株式に追い風が続くかを見極めたい。 pic.twitter.com/m7fzb31QR5
前日の連休明けの日経平均は、今年最大の上げ幅。
前週までの弱気ムードが一変し、全面高の展開となった。
前日の投資判断は休場明けの相場を見たいと「見送り」にしたが、大幅上昇で投資判断は更に難しくなってしまった。
PPI、CPI前に様子見姿勢は強まるだろう、ここが通過するまでは見送りたい。
先週は全面安が多かったが、昨日は全面高。
大多数の銘柄が同じ方向に動くと、数日内に反対の方向に動くリスクが高まる。
日経平均は急騰、急落が多い指数だが最近は日替わりで方向変化が激しい。
中東情勢など変化、米金利に変化があれば、すぐに急落ということもあり得るだろう。
FX
ドル円 ショート
上昇しても150円で打たれると見ているし、米金利が低下傾向なのでドル高も難しいだろう。下記の他通貨と比べてドルに対して円が弱いように見えるが、日柄を経てドル高が見られなければ下がっていくと見ている。
明日、明後日の物価指標で金利が上昇すると損失になるリスクはある。しかし上がっても150円では打たれると考えている。
ユーロドル 見送り
トレンドとしてはロングとしたいが、米国の物価指標イベント、中東情勢見極めたいので見送り、ちょっと上げのペースが早いかもしれないので、その過熱感から上昇が止まるリスクも見ている。
ポンドドル 見送り
ユーロドルに同じ。
豪ドルドル 見送り
ユーロドルに同じ。
中国の追加景気刺激策、株高はポジティブだと思う。
コモディティ
金 見送り
中東情勢がまだ変化する可能性で上下どちらもありそう。11日、12日の米物価指標が米金利に及ぼす反応も見てから動きたい。
原油 見送り
前日の米国では急騰後の利益確定売りが見られた。中東情勢の展開次第で、上下どちらもあるだろう。サウジアラビアの態度やイランの関与の真相など、まだニュースが続いている。85ドル付近では上も下も動きやすそうで、上手く立ち回れる気がしない。