米国市場概況
2023年8月7日の米株は反発。
— ぽろ (@champoro1) 2023年8月7日
特に目立つ材料は無かったが、個別株決算とFRB理事発言などを受けて上昇した。
セクターでは公益を除いて全セクターが上昇。不安心理を表すVIX指数は先週末の17.10から15.77に低下した。
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今週は木曜日にCPIの発表があり、様子見姿勢も。
— ぽろ (@champoro1) 2023年8月7日
買い遅れた投資家が買いを入れているとの指摘もあった。
FRBのボウマン理事はインフレ率2%に引き下げるためには追加利上げが必要になる公算が大きいと述べた。
NY連銀のウィリアムズ総裁は、金利の低下が来年始まる可能性があるとの見方を示した。 pic.twitter.com/AKGexP2DjF
相場へのコメント
米株は反発したが、強い売買材料は見当たらなかった。
決算は約85%が終了しており、相場を揺らすほどのものは無かった。
VIXが17.10から15.77に低下したことから、投資家心理は先週と比べると落ち着いたようだ。
買いの姿勢が戻ってきたなら、今の下落局面を買いたい投資家も増えると思われる。
FRBのボウマン理事はインフレ率2%に引き下げるためには追加利上げが必要になる公算が大きいと述べた。
NY連銀のウィリアムズ総裁は、金利の低下が来年始まる可能性があるとの見方を示した。
この2人の要人発言は相場の材料にはなったが、今週出てくるCPIを見ての判断となるだろう。
米国10年債利回りはアジア時間に上昇していたが、それを全部消してから再度上昇するなど、変動が激しいというか方向感がなかった。
決算での個別株反応を除いてはCPIが発表される木曜日までこの日のような決定打に欠ける材料での値動きが続くのかもしれない。