ぽろの投資日記【相場コメント】

相場の概況や思ったことを日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。 記事に記載のURLには商品の紹介や仲介料が発生するものが含まれる場合があります。(Amazonアソシエイトリンク等)

2023年5月18日【日本市場】日経は米国株高と円安を受けて6日続伸。引け後に日経先物が強含み30,900円台まで急騰

寄り前

kabutan.jp

 

 

kabutan.jp

 

 

 

前場

 

 

  • 日経平均は6日続伸でスタート
  • 米国株高を好感
  • 米債務上限問題が解消に向かっているのでリスクオン
  • ドル円は昨日15時より円安となっている
  • 一時30,600円を超え2021年の9月14日高値(30795.78円)に接近
  • 4月の貿易収支は4324億円の赤字(QUICKがまとめた民間予測の中央値は6000億円の赤字)
  • 対外及び対内証券売買契約の状況で海外投資家は5月7-13日に国内株を7週連続で買い越し(買越額8083億円)
 

www.nikkei.com

 

政府はこのほど、企業が子会社や事業を分離・独立させる「スピンオフ」の際に税制優遇を拡大し、減税要件を現行の完全分離から株式保有20%未満に引き下げた。23年度限りの時限措置として企業の社内ベンチャーや事業再編を後押しする狙いで、今回が第1号になる可能性がある。スピンオフは会社分割手法の一つ。独立した会社が単体で資本調達が可能となり、迅速な意思決定につながるとされる。

 

www.nikkei.com

 

 

 

 

後場

 

 

 

 

 

 

 

 

大引け

f:id:champoro:20230518182307p:image

 

 

 

 

 

日経平均は米国株高と円安を受けて6日続伸。

債務上限問題が解決しそうな状況でリスクオン姿勢となった。

朝方の買い一巡後に下押す場面あるも、後場には切り返し高値は30,613円まであった。

終値は480円高の30,573円で年初来高値更新。

2021年9月14日のバブル崩壊後の戻り高値(30,670円)には届かず。

 

一方でマザーズ市場は1%超の下落。

 

引け後に大きな動き

 

日経平均先物が17時ごろに急騰し30,940円を付けた。

ドル円も23年の最安値を更新した。

 

場中に出てきた材料

  • 岸田首相が米台韓半導体大手と会談
  • 半導体産業への支援を来月閣議決定する経済財政運営の指針(骨太方針)に盛り込む考えを示す
  • 海外の大手半導体メーカーから日本への投資や連携強化の発表が相次ぐ
  • 日経平均終値の25日線との上方乖離率は5.74%となり過熱感が警戒されている
  • 日経平均の一段高には新たな材料が必要との指摘も

 

明日の相場見通し

 

堅調に年初来高値の更新をし続けてきた週の週末となる。

週を跨ぐ動きがみられるか、短期的な利益確定が強まるのかに注目。

 

本日の米国市場見通し

経済指標

 

・21:30 先週分新規失業保険申請件数
・21:30 5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数


・22:30 バーFRB副議長証言

 

・23:00 4月中古住宅販売件数
・23:00 4月景気先行指数

 

相場見通し

指数では昨日の大幅反発の反動を指摘する声がある。

しかし債務上限問題が解決しそうであること、米地銀の株価安定などは引き続きセンチメントを明るくさせそう。

 

経済指標が多く、金利やドルの動きが株価指数に影響を及ぼす可能性。

「景気見通しをどう判断するか」に「FRBの利上げ継続姿勢」を掛け合わせて市場がどう判断するか観察したい。

 

投資家心理が弱気になった場合には債務上限問題について明確な道筋が見えないことを嫌気する動きなども出てくるか?

 

決算は小売大手のウォルマートが注目される。