■寄り付き前
2023年5月5日の米株は5日ぶりの大幅反発。
— ぽろ (@champoro1) 2023年5月6日
雇用統計が予想より強く経済のハードランディング懸念が和らいだ。アップルの決算と株主還元が好感され、下落の続いた地銀株が買い戻され投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。
VIXは大幅低下17.19に。
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■10:45時点
連休中は米国が連日で下げていて日経平均先物も軟調だったが、米国の5日の大幅反発で戻した。5日は地銀株が大幅反発し、流れ的には安心感のある再開となった。ナスダックが年初来高値を更新した影響かマザーズ市場が堅調。
▪️後場寄り
日経はこの日の安値付近
トピックスの方が下げ幅が小さい
マザーズやグロースCoreなどが堅調
連休中の動きは前場で織り込み、今晩の米国の反応を待つ状況か。
▪️大引け
2023年5月8日の日経平均は208円安で5日ぶり反落で29,000円割れ。
日経はファーストリテイリングが月次動向で3%超安など、指数寄与度の高い個別株要因もありTOPIXより下落幅が大きかった。
マザーズ指数はナスダックの年初来高値を受けて強く高値圏で終了。
後場は3指数ともほとんど動きがなかった。
週明けということもあり米国相場の反応をみたい状況だろう。
前週はFOMC結果で利上げ停止が示唆されるも、パウエル議長が年内利下げを明確に否定。雇用統計では4月分の非農業部門雇用者数が予想を上回る強さを見せるも、2月3月分は下方修正。
前日の米国株の上げの主因となったアップル株と地銀株の反応次第では、明日の日経平均は上下どちらもある状況。
VIXは先週15.78から21.33まで上昇し17.19ポイントで終了している。低位安定するのか、さらに上がってしまうのか要注目。
今週は10日発表の消費者物価指数(CPI)がインフレ判断で注目されている。
この日のニュース
- 新型コロナが季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げ
- 今週は日本企業3月期決算の集中週
- 英国市場は休場
今週の重要イベント
日本市場は連休前と同じぐらいの水準で再開できそう。決算反応に注目。
— ぽろ (@champoro1) 2023年5月6日
米国は金融システム不安に加え、債務上限問題が悪材料として存在感増しそうに思う。
来週の【重要イベント】景気動向指数、米消費者物価、中国消費者物価 (5月8日~14日) | 市況 - 株探ニュース https://t.co/cnpnjd6wrs