■先週の振り返り
■今週の見通し
・スケジュール
・日米株概況
日米株の週間見通し
21日に米国がイラン本土への攻撃を実施。米国がイスラエルーイラン対立の当事者となった。しかし攻撃は既に終えており、一旦はイランの反応待ちの状態といえる。週明けは米軍が攻撃ことによる原油高などリスクオフを日本市場から受け止めることに。
イランの反応が焦点となる。降伏、報復(限定的・全面的)、ハマスやヒズボラなど参加国が増えるかどうか、ホルムズ海峡封鎖で世界を敵に回すかどうか。
経済指標やFRB要人発言もあるが、地政学リスクの進展があればそちらの反応を市場は優先すると思える。
FRB要人発言は先週のFOMCのドットチャートを見る限り利下げ無しか年内2回利下げまで幅のある意見が出てきそうだ。パウエル議長と先週末に利下げを示唆したウォラー副理事の発言機会が最も影響がありそう。トランプ大統領がパウエル議長の後任に関する話題を出せばパウエル氏の発言の影響力も変化してくる可能性がある。
延長期限が迫る米国と各国の関税交渉も注目点となりそうだ。先週のG7でも合意は無く、未だ英国以外との合意がない状況。地政学リスクも起こり混乱している状況で、延長期限についてのコメントが米国から出てくるか。先進国とも未だ合意が取れていないのは良くない状況だろう。
日本株は中東情勢リスクに晒されつつ、配当再投資や株主総会など需給環境は良好。地政学リスクを受けても、下値の堅さがみられるかもしれない。しかし先週に日経平均を牽引した半導体株は、先週末の米国の対中規制の報道が悪材料となるだろう。今週のあるマイクロン決算も刺激材料になる。米国も半導体株高の状況なので、決算反応のハードルは高いかもしれない。また今月は需給が良好でも7月には剥がれる材料でもある、投資家心理がどうなるかも中東情勢を含む海外投資家次第だろう。
・関連ニュース
■Xへのポスト
現状27年にGDP2%を目標にしているが、NATOが検討してる新目標5%にアジア同盟国も揃えよとのこと。無視できない要求で、増税不可避の流れを感じる。参院選前に与党が避けたい話題だろう。
— ぽろ (@champoro1) 2025年6月21日
米政府「アジア同盟国も防衛費をGDP比5%に」 日本への要求基準に - 日本経済新聞 https://t.co/3uOpcnN4WI
今年になって訪日客数は増えているが、円高により高額消費がトーンダウン。インバウンドの高額消費意欲のピークが24年で、その理由は円安ということになる可能性が出てきた。
— ぽろ (@champoro1) 2025年6月21日
決算:高島屋5年ぶり損益悪化 3〜5月、インバウンド消費に陰り - 日本経済新聞 https://t.co/B5gmVPbnzx
金曜に「2週間以内に決断」と言っていたが、イラン側が交渉に応じる余地なしと判断したのか2日後に攻撃。このあと11時から会見で経緯などを話すとの事。
— ぽろ (@champoro1) 2025年6月22日
イラン側の行動が次の焦点に。
米国、イラン核施設3カ所を攻撃 トランプ氏「成功裏に完了」 - 日本経済新聞 https://t.co/y2JmIDvPxl
個人的に最も利用しているAIサービスperplexityを、Appleが買収検討の初期段階にあるとのこと。反トラスト法でGoogleとの初期設定契約が問題視されるかもで、検索サービスperplexityが注目された模様。
— ぽろ (@champoro1) 2025年6月22日
Apple、AI検索新興のPerplexity買収を社内協議 米報道 - 日本経済新聞 https://t.co/2Fc7ZcclWw
イランは報復か降伏か。降伏の場合は現在の体制が崩壊する可能性があり、報復の場合は中東の戦線拡大が危惧される。
— ぽろ (@champoro1) 2025年6月22日
イランに対する今回の動きは核開発を進める北朝鮮にも影響を与えそう。
トランプ氏、イランに核放棄要求 「応じなければ悲劇が待っている」:日本経済新聞 https://t.co/WoZsNHSKfH
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