前日の米国株相場
■指数の動き、ヒートマップ、S&Pセクター動向
米株は高安まちまち。指数の終値は3指数とも前日終値とほぼ変わらずだが、ダウのみ下落して7日続落となっている。7日続落は2020年2月以来の長期続落記録とのこと。
前日との終値で見ると3指数は小動きといえる。しかしSOX指数だけはは+3.36%と堅調だった、ブロードコムの影響だろう。
ナスダックは前日引け後のブロードコム決算を受け上昇スタート。しかし10年債利回りがジリジリと上昇し、4.4%に到達する過程で売りが強まった。テスラと一部の半導体銘柄は上昇も、全体は売られているものが多かった。
FANG指数はこの日も上昇して過去最高値を更新している。
個別株ではブロードコムとマイクロン、テスラの上昇が目立つ。特にブロードコムは決算を材料に24%高と強烈な上げを示している。この日の半導体株は主力のエヌビディアが-2.25%と大きくマイナスとなったが、SOX指数は+3.36%と強く上昇となった。
1 情報技術(IT) +0.54%
2 一般消費財 +0.42%
3 公益事業 +0.07%
4 ヘルスケア +0.00%
5 生活必需品 -0.20%
6 資本財・サービス -0.27%
7 金融 -0.28%
8 不動産 -0.58%
9 エネルギー -0.63%
10 素材 -0.79%
11 コミュニケーション -1.12%
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■世界の株価・金利・為替・商品
ドイツは金利上昇で株価下落、米株の勢いもなく引けにかけてマイナス転換して終了。米国と違うのはECBが利下げ方針で利下げ回数に期待ができる事だろうか。しかし緩和策が取られるということは経済が弱体化していることでもあり、経済が堅調で利下げが見込めない米国の方が健全ではある。
ロンドンは10月GDPが予想に反して限月比で減少し、投資家心理悪化。しかしマイナス圏から下げ幅縮めて終えています。
原油は上昇して70ドル台を維持して週を終えた。ロシアやイランに対する制裁が供給懸念につながっているとのこと。
ゴールドは下落、金利需要相とドル高では仕方がないでしょう。米金利高がピークを付けるか、中東地政学リスクで買われる場面があれば反発が期待できるか。
今日の日本株相場
2024年12月14日
— ぽろ (@champoro1) 2024年12月14日
日経先物終値
夜間の日経先物は130円高の39,600円で週の取引を終えた。米株は高安まちまちだったが、SOX指数+3.36%と153円台の円安ドル高が上昇要因か。
翌週に日銀会合、月曜寄り付き前までにリーク報道等なければ、39,500円付近の様子見姿勢で始まりそう。 https://t.co/oJpBlEw5fI
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