個人投資家 ぽろ 相場日記

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24年12月2週の日米週間見通し 2024年12月8日

■先週の振り返り

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■今週の見通し

・スケジュール

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・米国株概況

24年12月2週 米株見通し

 

米株は11日のCPIが注目となろう。翌週のFOMC利下げ判断に大きな材料となる。今週はブラックアウト期間でFRB関係者の発言機会は無し。選手末のように市場見通しで8割超が利下げを織り込んだ場合、さすがに利下げ無しは考えずらい。翌年以降の政策金利見通しをタカ派にするにせよ、今回は利下げにするのではないか。
金利低下が続いてハイテク大手が崩れなければ、先週までの堅調が維持されるだろう。ナスダックとS&P500は過去最高値、FANG指数も過去最高値を更新している。


ECB理事会は0.25%の利下げを織り込み済み。0.50%利下げがあってもサプライズとは言い切れないほど、欧州圏の混乱は強いように思う。ドイツとフランスの政局混迷、トランプ政権との関税問題、バイデン大統領後のウクライナ対応方針などなど。厳しい問題が多く、ユーロドルがパリティになる時期も近づいているか。為替取引が活発化しそうだ。

・日本株概況

24年12月2週 日本の見通し

日本は週末のMSQを意識した1週間となりそう。大型株が需給や為替を材料に動く展開で、新興株は蚊帳の外になりそうだ。MSQ見込みで大きな変動「SQ週の水曜日」などがあるが、翌週に日米の中銀会合を控えている。ポジションを傾けず様子見姿勢も強くありそう。

 

米国市場は0.25%利下げ判断に傾いているが、日本の政策金利は統一見解が形成されていない。先週も「12月の利上げ見送り」などの報道や日銀委員が午前にハト派と午後に利上げを否定しない等で捉えにくい展開。ドル円は150円を割れたことだし、円安懸念からの利上げは不要などの声も聞こえる。

 

日銀会合を控えてのリーク記事が出る可能性はあるが、前日にFOMC結果を受けた市場反応も見たいと思う。週末の日銀短観の大企業景況判断DIなども参考にしたいだろう。


スイス中銀が政策金利を発表する。仮に利下げならキャリー取引の舞台がスイスに移行し円が変動する可能性がありそう。日銀利上げが見込まれていたら派手に動くのではないか。投機筋のポジション変化が確認できれば、円安懸念も徐々に和らいでいく可能性があるように思っている。

 

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