■先週の振り返り
・概況
米国
ダウは3週ぶりに反落したが、ナスダックとS&P500は最高値を更新して週を終えた。マグ7中心に強い、セールスフォースの決算も良かった。中東地政学リスクも大きな話題にならず。月初の経済統計の反応に集中でき無事に消化。数値が悪ければ利下げ期待、数値が良ければ堅調を喜ぶ良いとこ取り。リスクオン環境が継続している。「トランプトレード」という謳い文句も特に必要ない状況だった。
来週の物価統計を確認する必要はあるが、週末の雇用統計を消化してFed Watchで12月利下げ確率85%ほど。VIX12pt台に低下。BTCは節目の10万ドルを初めて突破。
日本
先週までは38,000円台割れと格闘も、今週は一転して上昇39,000円台を維持して終えた。
GPIFの運用目標引き上げ、米国の半導体規制で日本が対象外など突発の好材料があった。「日銀が12月の利上げ回避」という報道も出て相場を支えたりしたが、結局日銀の利上げ有無の統一見解は形成されず。
米株は堅調さを継続しており、外部環境でも株高支援材料が多かった。
・関連ニュース
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■Xへのポスト
「日本にはGAFAMのような企業が生まれない」は良く聞く嘆き節だが、欧州でもGAFAMは生まれていない。日本はまだ半導体があるだけ良かった。今年の欧州の指数はけん引役不在で低パフォーマンス。
— ぽろ (@champoro1) 2024年12月7日
欧州株「一人負け」 革新担い手不在、AI相場で蚊帳の外 - 日本経済新聞 https://t.co/TgwmmirKIZ
不透明さが長期化しそう。野党は再度弾劾案を提出しそうだが、与党が退席して廃案というのが繰り返されるのだろうか。
— ぽろ (@champoro1) 2024年12月7日
尹錫悦大統領の弾劾案否決 与党反対、野党は来週再提出へ - 日本経済新聞 https://t.co/BrQZsKPavH
今週の韓国KOSPIは騒動の割に冷静だったように思うが、来週はどうなるか。日本への影響はリスク回避の円買いで為替が変動するのが一番大きいかな。韓国の行動を起点に北朝鮮が何か行動や宣言を出す、などすると地政学リスクは高まりそう。不透明感から東アジアから資金逃避とか起きるかな。
— ぽろ (@champoro1) 2024年12月7日
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