個人投資家 ぽろ 相場日記

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大統領選、FOMCという大きなイベントを消化 関心は個別決算へ 2024年11月8日

本日の日本市場

FOMCを通過し大きなイベント終了、関心は個別決算へ

前日の米株は高安まちまち。FOMCで0.25%の利下げが決定し、米金利が低下してハイテク中心の上昇に。ダウは前日比で-0.59ドルという小幅安だったが1,500ドル上昇の反動としてはほぼ下がらなかったようなものか。ラッセル2000は米金利低下も前日比マイナスとなった。

日経は米株のハイテク株高を受け上昇スタート。9時4分に437円高の39,818円と4万円に迫るかと思う上昇を見せたが、そこからは上下しつつも上げ幅を縮小。利益確定が優勢となった。後場は一時前日マイナスとなる場面もあったが、終値では118円高と前日下げ幅も埋めて39,500円台の乗せて終えた。

本日はSQだったがSQ値39901.35円を超えられない幻のSQとなった。

ドル円は日米金利差縮小が材料になったか、円高圧力が強かった。TOPIXは小幅下落。グロース250は米金利低下を歓迎してなのか終日プラス圏で推移した。

今週の米大統領選とFOMCという大きなイベントを消化し、今日から目線は個別材料に向きやすかっただろう。本日は500社超の企業が決算を予定しており、月曜日も決算に絡んだ売買が主流となりそうだ。

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ドル円

前日のFOMCで0.25%利下げが決定され、日米金利差が縮小。今回の利下げ幅は事前予想通りでサプライズなかったが、ドル円は東京時間に円高方向に。次回のFOMCの利下げ見送り示唆などはなしだったので、基本は次も0.25%利下げとなったことが影響か?

今週はトランプ氏の大統領選挙勝利で円安が急速に進んだ。なので今日の円高は週末の巻き戻しの動きもあるだろう。持続性は不明。トランプ氏の政策がインフレを呼ぶ、というのも市場が織り込んでいることで、実際にどうなるかは不明。パウエル議長はトランプ大統領就任の事実が短期的にFRBの政策に影響を与える事は無いと言っていた。現状のマーケットのように憶測では動かないということだろう。

仮に12月にFOMC0.25%利下げ&日銀が0.25%利上げとなった時はドル円は円高方向に行くと思うが、どの水準150円なのか140円なのか水準は分からない。FOMCが利下げ見送り&日銀が利上げ見送りだと現在の日米金利差で年内は終了することになる。

先読みしすぎても分からない問題。長期ポジションを為替では取らないので、時々でドタバタ判断していくしかないか。しかしイベントがある時は大きく動いてもトレンドが見えないと、本当刹那的で虚しい感じはある...

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本日の指数・寄与度ランキング

日経1分足 株探より

本日の日経平均の概況

前日と強弱銘柄入れ替えという状況か。アドバンテストは昨日半導体が弱い中独歩高だったが、今日は独歩安。値持ちが悪いのは地合いのせいか、銘柄固有の割高感が理由か。

味の素は通期利益の上方修正、自社株買い、株式分割と上がる材料オンパレード。リクルートは米国のインディードがトランプ大統領で米国の雇用増という収益期待から買われたようだ。

資生堂は下方修正で売られた。フジクラは9&高を付ける場面もあったが。急落して8%安の場面も。業績発表で好業績を示すも出尽くし、MSCIへの採用も響かなかったようだ。

株価・金利・為替・アジア市場

世界の株価15:47

上海とハンセンは本日は弱い展開。中国の全人代後の財政刺激策を待っている状態だろうが、待ち望んでいる緩和は大体がっかりするパターンが多いと思う。今回は米国の大統領がトランプ氏に決定し、60%とも言われる追加関税に負けないぐらいの刺激策を求められている。かなりハードルが高い要求を受けているが、果たして答えられるのだろうか。最近は日本株との連動も薄れているが、さすがに急落などの動きがあれば日本の指数にも悪影響をもたらすのではないか。

ゴールドは昨晩にトランプ氏決定の時の下げ分を一気に戻す動きをしたが、東京時間は軟調。米国の利下げ期待が続くので買いが入ったようだ。

原油は70ドル付近で低迷しており、相変わらず日替わりの材料で動いている感じ。トランプ氏は選挙期間中に石油掘りまくる、などと言っていたが就任しても案外原油価格には変化が出ていない。

前日の米国株式

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