個人投資家 ぽろ 相場日記

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雇用統計のNFP、ISM製造業景況感指数が予想より弱い結果に しかし3指数は悪材料視せず反発 ハイテク上昇が相場をけん引 2024年11月2日

前日の米国株相場

10月雇用統計やISM製造業景況感を悪材料視せず、ハイテク決算で指数上昇

米株は3指数が反発した。

寄り付き前の米10月雇用統計は非農業部門雇用者数が1.2万人。予想10~11万人を大幅に下回ったが、自然災害やストなど一時的要因と見なされた。失業率や平均時給は前月並みを維持して強い雇用環境が意識され、金利低下などの反応は一時的なものと見なされた。

ISM製造業景況感指数は前回も予想も下回る数字だった。7か月連続で50を下回っている。しかしこれも一時要因と悪材料視されなかった。新規受注や雇用説いた項目が前回を上回っていることもあり、安心感を与えたようだ。

米株市場はハイテクが相場をけん引した。アマゾンとインテルが決算反応を受けて上昇。エヌビディアも上昇しSOX指数も+1.11%と反発を見せた。
来週は大統領選にFOMCがあり市場の緊張感は高い。大引け付近では3指数とも上げ幅を縮めたが、急速な動きはない。

米金利が4.38%まで高まり株式の圧迫材料だが、この日の株式指数に影響は出ていない。米金利上昇はトランプ氏なりハリス氏なりの大統領就任での財政赤字拡大が原因とされている。しかしこれは議会選挙の結果などにもよるだろう。大統領が決定するまでにも数日を要する可能性もあり、来週は緊張感が続く週となるだろう。

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指数の動き

米株指数 1日の動き finviz.com

S&P500MAP finviz.com

1 一般消費財 +2.40%
2 情報技術(IT) +0.61%
3 ヘルスケア +0.59%
4 資本財・サービス +0.16%
5 金融 +0.11%
6 生活必需品 -0.07%
7 コミュニケーション -0.07%
8 素材 -0.19%
9 エネルギー -0.74%
10 不動産 -1.09%
11 公益事業 -2.26%

セクターで見ると少数のセクターが押し上げたという印象だ。一般消費財はアマゾンん、ITはエヌビディアやインテルが大きいだろう。

原油価格は下落したがシェブロンは決算反応で上昇している。

公益が大きなマイナスになったのは前日まで上がっていた反動か。来週は政治イベントや中銀会合が警戒されるが、それほど投資家が怯えて委縮しているようには感じない金曜日であったと思う。

米国株式・金利・商品市場

世界の株価11:05

ゴールド低下、といってもまだ2700ドル台だが大統領選を前に利益確定の動きか。米金利が上昇相したことがあれば、それほど売られている感じもしない。

原油は70ドル台を維持できず。中東情勢はイランがイスラエルを攻撃する思惑が強まっていて、上昇要因だが雇用統計などの弱さが原油需要を押し下げたとも見られている。株式市場では一時的と雇用統計を悪材料視されなかったが、たいして上がる見込みのない原油相場では理恵く確定の口実にされたようにも感じる。なんにせよ上げ要因も下げ要因も持続性のあるものがなく、日替わりの価格推移という印象がある。

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今日の日本株相場

日経平均先物は週末を38,600円で終えた。米株高円安が好材料となり上昇した。月曜日は文化の日の振替休日で休場。取引開始は火曜日5日からになるが、スタートがどうなるかは月曜日の米株ドル円動向次第だろう。

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